ラッツ&スター
1975年、ヴォーカルの鈴木雅之、久保木博之、田代まさし、佐藤善雄らがドゥーワップ・グループ、シャネルズを結成。桑野信義(tp)や須川泰男(g)といったバンド・メンバーの加入後、80年にシャネルズ名義で発表したデビュー曲「ランナウェイ」が大ヒットし、一躍人気グループとなる。83年にグループ名をラッツ&スターに改名。同年発表の「め組のひと」は80万枚を超えるヒットを記録。その後もブラック・ミュージックのエッセンスを取り入れたポピュラリティの高い作品を発表し、80年代半ばの日本のミュージック・シーンを彩った。80年代後半から活動休止状態が続いたが、96年、11年ぶりのシングル「夢で逢えたら」を発表し話題を呼んだ。