クラムボン
◇原田郁子、ミト、伊藤大助のスリーピース・バンド。1999年シングル「はなれ ばなれ」でメジャー・デビュー。当初より、ライヴやレコーディングなどにおいて他のアーティストとのコラボレーションや楽曲提供、プロデュースなど多岐に渡る活動を続けてきているが、昨今ではFUJI ROCK FES.など野外フェスティヴァルの常連的存在となり、ライヴ・バンドとしての評価も非常に高まってきている。2003年にコロムビア移籍第一弾アルバム『Imagination』、2005年3月にはオリジナル通算6枚目のアルバム『てん、』をリリース。またメンバー各自の活動も盛んで、原田郁子は、2004年秋に初めてソロとしてシングルとアルバムを発表。2005年にはポラリスのオオヤユウスケとハナレグミ永積タカシと "ohana"というドリーム・バンドを結成し2006年2月にシングル「予感」3月にアルバム『オハナ百景』を発売。ミトは、2006年2月に発売された木村カエラのアルバムで1曲、作曲・アレンジ・プロデュースで参加。その楽曲が「キットカットCDパック」として販売され話題に。伊藤大助、斉藤哲也(Nathalie Wise)らと新生ピアノ・トリオ=FOSSA MAGNA結成し、2月にアルバムをリリース。他にも、6人組バンド・タラチネのシングル「MELLOW GOLD」(7月発売)をプロデュースしたり、SUEMITSU&THE SUEMITHの2ndシングル「Astaire」にミトがベースで参加。伊藤大助はASHとドラムとギターふたりっきりのバンド、LOTUS GUITAR(ロータス・ギター)を結成し6月にはアルバムをリリース。ドラマーのオータコージ氏と結成したツインドラム・インスト・インプロヴィゼーション・バンドThe Sun calls Starsも現在精力的にライヴ活動を行っている。クラムボンとして2006年は、初のカヴァー・アルバム『LOVER ALBUM」を5/31に、シングル「THE NEW SONG」を7/12に発売。2007年2月18日には、クラムボン主宰のイヴェント第二弾「sound circle」が新木場STUDIO COASTにて開催。また、4月公開の映画『神童』の主題歌「リプルソング」をミトが手がけ、原田郁子がヴォーカルとして参加。さらに5月公開の映画『机のなかみ』のエンディング・テーマとして2006年のシングル「THE NEW SONG」が起用された。今後のクラムボンにますます目が離せない。