上松美香
アルパ奏者(アルパとはスペイン語で「ハープ」のこと。スペイン人が南米に持ち込んだハープが、メキシコ、ペルーなど中米各地で改良され民族楽器として広まった。普通のハープよりも小型で軽量。特にパラグライのアルパが有名。両手の爪と「ジャベ」という器具を用いて演奏する。) 1982年7月2日生まれ。長野県出身。1994年から母親でアルパ奏者クリスティ-ナ上松にアルパを習い始める。1998年パラグアイ最大の音楽祭「グアランバレフェスティバル」で日本人として初めて演奏し特別賞を受賞。1999年 第2回全日本アルパコンクール優勝。2000年キングレコ-ドよりアルバム「INOCENCIA」でメジャーデビュー。2年間に4枚のアルバムを発売、年間200回を超える国内外でのコンサートなど精力的に活動する。2003年活動を一時休止。アイルランド、パラグアイなどに渡航し作曲活動を行うと共に、国内各地のアルパ教室「スタジオアルパ」での指導も行う。一年強の充電期間を経て2004年7月に活動再開。ユニバーサルミュージック(株)と契約、2005年2月移籍第1弾アルバム「mika AGEMATSU」発売。「CLASSICA JAPAN アルバムランキング」第1位(2005年4月度)。「HMVクラシック器楽曲インターネット販売部門」で6週連続第1位。2006年アルバム「ANIPA」発売。2007年、新ユニット“Cruz”(クルス)を結成しアルバム「Cruz del Sur(クルス・デル・スル)/南十字星」を発表。出身地長野県にて、文化・スポーツ活動などで優れた業績をあげ社会に貢献した人に送られる「第12回信毎選賞」を受賞。2008年4月BSジャパン「写真家たちの日本紀行」番組メインテーマを担当。コンサート、CD制作を柱とし、また作曲家としても活動の場を拡げ、人気・実力ともに日本を代表するアルパ奏者として目覚ましい活躍を続けている。