GRANT STEWART
テナー・サックスの王道を行くな「歌うテナー」のプレイ・スタイルを突き進むサックス奏者。90年代に同系のスタイルでブレイクした、エリック・アレキサンダーを彷彿させる"歌心"を聴かせる逸材。71年カナダ・トロント生まれ。19才の時にカナダからNYへ移住し、ドナルド・バード、ジョージ・コールマン、バリー・ハリス、ジョー・ロバーノを師としてジャズを学ぶ。カーティス・フラー、ブラッド・メルドー、ジョン・ヘンドリックス等と共演を重ね、NYのクラブ、ビレッジ・バンガード、スモールズ、バードランド、ビレッジ・ゲイト、ヴィジョンズ等に出演している。これまでにリーダー・アルバムを3枚、"REEDS and DEEDS"の名義でエリック・アレキサンダーとのアルバムを2枚発表している。その他参加アルバムは多い。今年9月にBIRDS RECORDSよりブルーノートの名作で綴った『RECADO BOSSA NOVA』をリリースした。ソニー・ロリンズの後継者と目され、情感豊かな「歌うテナー」として注目が高まっている。