Warren Zevon
1947年1月24日、米国シカゴ生まれ。シンガー・ソングライター。幼少時にカリフォルニアへ移住し、10代後半から音楽活動を開始。70年にデビュー作『ウォンテッド・デッド・オア・アライヴ』を発表するが成功には至らず。76年にジャクソン・ブラウンの助力を得て、『さすらい』で再デビュー。暴力の匂いがする歌詞とドスの効いた声によるR&Rは西海岸ロックの中で異彩を放ち、ロック界のサム・ペキンパーと呼ばれた。ソングライターとしての評価も高く、高水準の作品を多数発表。肺ガンと闘いながらレコーディングを行ない、2003年にアルバム『ザ・ウインド』をリリースするも、同年9月7日に56歳で他界。