ジョージ・シアリング
1919年8月13日生まれ。英国ロンドン出身。ジャズ・ピアニスト/作曲家。生まれながら目が不自由ではあったが、ファッツ・ウォーラーやテディ・ウィルソンを聴いてジャズに開眼。40年代の末に渡米し、50年代初頭に率いたクインテット演奏で一世を風靡、自ら作曲した「バードランドの子守唄」などのヒットを放つ。その後はペギー・リーやメル・トーメといった歌手の伴奏をはじめ、さまざまな編成で多彩な活動を続ける。繊細なタッチと潤いのある音色が特徴。1996年、大英帝国勲章を受勲。2007年、ナイトに叙勲される。2011年2月14日、うっ血性心不全により91歳で他界。